アメリカで長期滞在する場合、運転免許を取りたいと思う人は少なからずいるかと思います。
ここでは、アメリカコロラド州で実際に運転免許を取得した私が、免許を取得したほうがいいと思う理由について解説していきたいと思います。
目次
運転免許取得前に知っておきたいこと
警視庁のHPによると、国際免許の有効期限は1年間になります。
国外運転免許証は、発行から1年以内で日本の免許証が有効期限内であれば何回海外に行かれてもそのたびに使用できます
警視庁HPより
しかし、私が免許を取得したコロラド州では、国際免許が使用できるのは30日間のみです。これは州によって異なると思いますので、住んでいる州のサイト等でお調べください。
After becoming a Colorado resident, you must transfer your driver license within 30 days
Colorado Department of Revenue Division of Motor Vehicles
国際免許証はコロラドに到着後30日間は利用できますが、それ以後も運転したい場合はこの州が発行している免許証が必要になります。
BOULDER 探検隊
また、私の先輩の体験談として、どこの州かは忘れましたが、スピード違反で止められた際に、国際免許は認められなかったそうです。(何故か日本の免許は使用できたとのことでした。笑)
なので、結論として国際免許はあまり意味をなさず、特に長期滞在する場合は運転免許の取得は必須かと思います。
こちらも州によって異なるのですが、コロラド州の場合は16歳以上とのことでした。ただし、18歳未満だと「Colorado Instruction Permit」という許可書を取得したうえで運転の講習を受ける必要がありそうです。なので、18歳以上でないと簡単に取得できないのではないかと思います。
取得が可能な年齢は満18歳以上です。ただし運転講習を受ける場合は16歳以上からとなります。
BOULDER 探検隊
他、COLORADO DRIVING INSTITUTE New Lawsも参照。
可能です。身分証明書としても問題なく使用できました。
アメリカと日本で運転ルールが違うので戸惑うところが多々ありますが、代表的な違いを抑えておき、安全運転を心掛けておけば特に問題となることはありませんでした。
ルールの違いについては以下の記事でまとめていますので参考にしてください。
運転免許取得のメリット
冒頭に述べたように、国際免許ではアメリカでの免許として有効かどうかよくわからないんですよね。その点、アメリカで正式に発行された免許証であれば何の懸念もなくどこでも運転できます。

アメリカでは至るところで身分証明書(ID)の提示を求められます。お店でお酒を頼むときにもほぼ必ず提示しなくてはなりません。
旅行先ならまだしも、留学中にずっとパスポートを持ち歩くのって怖くないですか?そんな時に、アメリカの運転免許があれば身分証明書として使用できますのでめちゃくちゃおススメです。仮免であっても使用できます。
他の国の免許も生年月日がわかればお店によっては使えるのですが、日本の免許は生年月日が西暦表記ではなく、和暦(昭和とか平成とか)なので使用できません。※今後は西暦が併記されるようなので、もしかしたらお店によっては使用できるかもしれません。
なお、蛇足ですが友人は有効期限の切れたアメリカの免許を提示した際に、使用できる店とできないお店がありましたので、有効期限が切れた場合は更新することをおススメいたします。
免許取得時に筆記試験があります。一部の州だと日本語で受けられるみたいですが、基本的には英語での受験になるかと思います。せっかくアメリカに来たのであれば、英語で勉強して日常で使われる生の英語をついでに覚えるのがよいかと思います。
ちなみに、コロラド州ではColorado Driver Handbookをネットでダウンロード出来ますので、お金をかけることなく運転に関する基本的な事項を英語で勉強できます。
アメリカで運転免許を取得したと言うと単純にかっこよくないですか!?笑
私は、日本帰国後も財布に入れて持ち歩いているのですが、飲み会で見せつけております。(※見せつける相手は各自しっかり判断してください。)
ちなみに、私は普段サラリーマンをしているので、短髪でヒゲもしっかり剃っているのですが、留学中はボサボサの髪型に無精ひげを生やしておりましたので、ルックスの観点からもネタになっております。
せっかくなので、攻めた髪型で写真を撮りたいですね。
まとめ
アメリカに長期滞在し、車を運転したいのであれば運転免許の取得は必須です。
車を全く運転しない方や1か月程度の留学であれば不要だと思いますが、それ以外の方は英語の勉強・人生経験・ネタになりますので、免許取得に挑戦してみるのはいかがでしょうか。
免許取得方法については別途記載していきます。