アメリカで車を購入するのってハードルが高いですよね。でも、長期滞在の場合にいちいちレンタカー借りるのってめんどくさくないですか。
私の場合は、約1年の留学だったので入国したらすぐに購入しようと思い、1週間程度で購入しました。(多少騙されたとしても最悪ネタになるだろう精神でしたが…笑)
そんな私の実体験をもとに、車購入の手順を解説いたします。
前編と後編に分けて記載しようと思いますが、まず前編では私が購入先を選んだ理由から購入体験までを記載します。後編で諸手続きについて記載できればと思います。
関連する私のプロフィールですが、こんな感じです。
- 30代男性
- 日本で車の運転はそこそこ慣れている
- アメリカでの運転は初めて
- 当時TOEIC700点くらい
- 2019年4月に車を購入
目次
始めに
車購入の前に、アメリカでの最低限の運転ルールは把握しておきましょう。
購入したら仮のナンバープレートを与えられて、すぐに運転ということになります。
その際に、「え、右側通行なの!?」ってことのないように。笑
購入先の選定
私は入国後、1週間はこれしかしておりませんでした。
アメリカでの車の購入先としては、以下のような選択肢があるかと思います。
- 個人間で売買(メルカリ的なものですね。)
- 新車ディーラーから購入(TOYOTAとかHONDAとかですね。)
- 中古車ディーラーから購入(名前がよくわからない個人店とかですね。)
私の場合は、予算5,000ドル以内の中古車を探し、結論としては中古車ディーラーを選定しましたが、その理由を記載していきたいと思います。
まず、ホストマザーと話して選択肢に上がったのが個人間での売買です。
アメリカでは結構頻繁に行われているみたいで、個人間で車を購入するのが普通のようです。
注意点としては、絶対にタイトルは貰うように。とのことでした。
タイトルとは、Certificate of title (車の権利書)のことで、私のような素人相手だとお金は貰っといて権利書を渡さない輩がいるそうです。
そういった詐欺まがいの話を聞いて、TOEIC 700点ごときの私にはハードルが高いなと、個人間の取引という選択肢は外すことにしました。
次に、やはり信頼がおけそうだし、購入後のサポートとかも手厚いであろう新車ディーラーを調べていきました。
が、めちゃくちゃ高いんですよね。中古でも5,000ドルは優に超えるものばかりでした。
唯一、リーズナブルそうなものがあった近くのmercedes benzに行ってみました。
ここでは、アメリカの免許をもっていないと言うと、最初は売れないと言われましたが、国際免許を見せると問題なさそうな感じでした。


写真のカローラが唯一手の届きそうな金額で、4,981ドルでしたが、コロラド州で雪山とかにも行きたかった私は四駆がいいなと密かに思っていたので、他を探すことにしました。
しかし、新車ディーラーで四駆を探すと高く、予算オーバーのため、諦めることにしました。
店員さんが20代前半くらいのノリのいい若者で、めちゃくちゃ気があうし、「今度、飲みに行こう」と誘って連絡先まで交換しましたが、結局ここで買わなかったので何か悪いと思って連絡せずに留学期間が終了したことを思い出しました。笑
最後の選択肢として、中古車ディーラーを探しました。
しかし、評判とかが全然わからないし何か怖いなと思っていたのですが、そこでホストマザーが1社紹介してくれました。押し売りとかもないし、試乗もできるよってことに加えて、HONDAの四駆が3,600ドルと格安で売っていたのでコンタクトとることにしました。ディーラーから貰ったメールが以下になります。
Were a small family owned shop with no pressure sales. I test all cars home and back to work to make sure our cars run good. Its best to call 7203398675 to set up a test drive. Were open mon to friday 11 to 6 and sat 9 to 4. We specialize in $5,000 and under. Anything on the website is available. We get about 10 new vehicles a week but they sell fast. Go to AUTOCONNECTLLC.COM
ということで、AUTO CONNECTという会社に行きました。少し市街から遠いので、Uberなどで行くのがおススメです。
ここで、HONDA Pilot 2004 Goldが3,600ドルで売っていました。日本車なので距離走っていても安心ということでほぼほぼ決めていましたが、一応、試乗することにしました。
試乗のときは、パスポートのコピーを取られるだけで免許の確認などはありませんでした。笑
何でこんなに安いのか聞いたところ、ミラーが割れているためとのことでしたが、全然見えるしいいやと思い購入することにしました。
購入時の出来事
購入することは決めていましたが、値切れるのかダメ元で聞いてみたら、直ぐに3,600ドルが3,200ドルになりました。(400ドルは結構でかい!!)
まさか値切れると思っていなかったので、3,200ドルと聞いた瞬間に買うと言いましたが、もう少し値切れたのかな。笑
アメリカのChase Bankで銀行口座を開設していたので、こちらのデビットカードを使用しようとしましたが、一括で購入する際には上限があり、私の場合は3,200ドルを一括で購入できませんでした。
そこでChase Bankに電話し、上限を解除してもらおうとしましたが、カスタマーセンターの言っていることが正確にわからず、店員さんに助けてもらいながら、解除しました。笑
この時に、Chase Bankの人が、ディーラーに「あなた誰よ」と言っていたのを今でも覚えています。
まとめ
さて、アメリカでの車の購入までの手順を記載していきました。
冒頭に述べたように、仮のナンバープレートをもらい、ここから運転可能です。
私の場合は、いきなり高速道路に乗らなくてはならなかったので、めちゃくちゃ怖かった記憶があります。運転ルールは事前にしっかり把握しておきましょう。
また、信頼できる購入先を探すのが一番大事で、コロラド州の方は私が購入したAUTO CONNECTでもいいですし、周りの友人などに話を聞きながら探すといいと思います。
なお、HONDA Pilotは約1年間乗りまわしましたが、壊れず走ってくれましたので、めちゃくちゃ良いディーラーから購入できたと思っております。
後半では書類手続きなどを解説しますので、そちらも見ていただけますと幸いです。